ローマ建築

5:24 PM on 2013年2月6日

ローマ建築は、技術や計画性、耐久性の上で非常に優れ、最高の建築文化とも言われています。

ローマ帝国が崩壊後、戦乱で建築技術が発展しない中、主にキリスト教の寺院を中心として建築が行なわれていましたが、戦いが収まってきた11世紀になると、ロマネスク建築が生まれてきます。

ロマネスク建築はフランスやイタリア、ドイツで始まって、その後ヨーロッパに広まった建築様式ですが、建築物は多くの地域の建築様式が集まってでき た建築物のため、一定の流れや特徴的なものがあるわけではなく、11世紀から12世紀頃にかけてヨーロッパで建てられた、太い柱と厚い壁、小さい窓と半円 のアーチがあると、たいていロマネスク建築と言われています。

ピサ大会堂やサンミニアートアルモンテ教会、ウォルムス大聖堂などが有名ですが、建築材料などを見ても、多種多様さがわかると思います。

そして時代が流れ、ヨーロッパで起こった農業革命や商業の発達によって徐々に人口が都市集中の傾向となってくると、それまでとは全く異なったトラブルや問題も発生するようになり、人々はキリスト教に心のよりどころを求めるようになりました。

そのため、建築も大聖堂などキリスト教に関連するものが中心となっていくのは、自然な流れでした。

しかも、荘厳で巨大、見る者を圧倒するような大聖堂が作られるようになり、これがゴシック建築の特徴となります。

ノートルダム大聖堂やミラノ大聖堂、ウエスミンスター寺院など、どれをとっても広大で思わず息をのむような雰囲気が生み出されています。

これらのゴシック建築の構造を見てみると、リヴヴォールトと呼ばれる円形状の天井と尖塔アーチ、大聖堂の外側の廊下の外壁から伸びるフライングバットレスと呼ばれるアーチ状の梁の3つが特徴的な点です。

こうして古代から中世までの西洋の建築様式をみてくると、建築は人々の生活スタイルや価値観と、切っても切り離せない関係にあることがよくわかります。

それはきっと、現代にまで通じている建築の面白みなのでしょう。